その昔、寒冷で葡萄のできなかったイギリスがフランスワイン人気に嫉妬して造ったのが、この「麦のワイン」という名のビール。 / 原料は通常のビールと同じ。 違うのはその使用量の多さと、熟成時間の長さ。 完成までにかかる手間も並大抵ではなく、日本で造っている会社はほとんどありません。 シャンパンと同じ瓶内2次発酵製法で仕上げており、栓を開ける瞬間まで発酵が続く本物の【生きている】ビール。どちらも1年に1度の製造で、各6000本完全限定生産です。 / 大麦が主原料でホップの鮮烈な香りと苦みが特徴の“悪魔”と、小麦が主原料でとろりとした官能的飲み口を楽しむ“天使”の2種類。ビールでありながらワイン並のアルコール度数を持ち、ワインのように年単位での熟成が可能です。 そのため、買ってすぐ飲む用と、数年熟成させる用のものを買って楽しむ方がほとんど。 ラベルには毎年年号も入るのでヴィンテージワインのような楽しみ方が出来ます。 / 【1】“悪魔（el Diablo)”という名の「大麦のワイン」 : このビールは、アルコール度数、麦芽の濃厚さ、ホップの強烈さ、どれもが普通のビールを振り切った最強レベル。 特にビールの香り・苦味の基になるホップは通常ビールの6倍も用いており、普通のビールが束になってもかなわない“悪魔”のようなビールです。 [原材料] 麦芽、ホップ [アルコール] 10％ [賞味期限] 5年間 [内容量] 300ml / 【2】“天使（Un angel）”という名の「小麦のワイン」 : 普通のビールは大麦麦芽を主原料として造りますが、このビールの主原料は小麦麦芽です。それをケタ違いの量使うことでアルコール度数を極限にまで高めています。 小麦は大麦よりもタンパク質が多いため、このビールは粘度が高い、とろりと蜜のように官能的な喉越しです。 [原材料] 麦芽、ホップ [アルコール] 10％ [賞味期限] 5年間 [内容量] 300ml